Story
大切な人を亡くして半年。
「つらい」と、どこにも言えずにいた方が、
初めてわかちあいの会に来られました。
その日は、ほとんど話しませんでした。
ただ、静かに聴いていました。
帰り際に、ひとことだけ。
「ここでは、泣いてもいいんですね。」
その席をひとつ、いつでも用意しておくこと。
それが、With Heartの仕事です。
※ご本人が特定されないよう、内容を一部変更しています。
With Heartは、わかちあいの会の支援とGRIEF COMPASSの運営を通じて、
悲しみのなかにいる方が、人とのつながりにたどり着けることを目指しています。
そこで受け取った思いやりが、また次の誰かへめぐっていくように。
Why
日本では毎年およそ160万人が亡くなり、その何倍もの人が、大切な存在を失ったあとの日々を生きています。それでも悲しみは語られにくく、まわりに心配をかけまいとして、ひとりで抱え続けてしまう方が少なくありません。
死別のあとは気持ちが混乱し、何をどう頼ればいいのかわからなくなります。状況によっては周囲にも相談しにくく、どこにも言えないまま時間だけが過ぎていきます。
医療機関、行政窓口、地域の団体など、支援は各地にあります。しかし情報が分かれていて、必要な方が自分に合う窓口を見つけにくいことがあります。
悲嘆は病気ではなく、大切な存在を亡くしたあとに訪れる自然な心の反応です。しかし、ひとりで抱え続けたとき、うつや死にたいほどのつらさ、依存、暮らしを保てなくなることへと、静かに深まっていくことがあります。
配偶者を亡くした方がうつ病を経験する割合は、死別から1カ月で約4割、半年から1年を経てもなお約2割にのぼると報告されています(日本サイコオンコロジー学会ほか『遺族ケアガイドライン』2023年)。妻を亡くした高齢男性では、その後の死亡リスクが約1.9倍、認知症のリスクが約2.3倍に高まるという国内調査もあります(千葉大学、65歳以上 約6万人の追跡調査)。
逆にいえば、早い段階で人や支援につながれることが、この連鎖をやわらげます。悲しみそのものを取り除くことはできませんが、その人がひとりにならないようにすることはできる。だからこそ私たちは、支援への入口を整えることから始めています。
What We Do
私たちは、人とつながる「場」と、支援への「入口」の両方を、後ろから支えています。
最新技術は取り入れつつも、目指すのは、人の本音と温もりに触れられるところ。
そこで受け取った思いやりが、また次の誰かへめぐっていくように。
近い経験をした人と出会うことで、「ひとりではなかった」と思えたり、ここでしか話せない本音がこぼれたり、これからの自分を少しずつ考えられるようになることがあります。私たちが大切にしているのは、迎える側のまなざしと場の温かさです。ただそこにいる時間を、静かに守ります。With Heartは、自治体からの受託会、支援が届きにくい地域の会、運営に迷いのある現場を、裏側から支えます。
わかちあいの会について →大切な人や、身近な存在を亡くされた方を、わかちあいの会・カウンセリング・地域の相談窓口・各種支援情報など、その方に合う支援へやさしく案内する「遺族支援ナビ」です。急がせず、方角だけを、そっとお示しします。AIも活かしますが、行き先はいつも人です。本音を話せる相手、温もりのある場所へたどり着けるまでを支えます。ひとりで検索し続ける夜を、少しでも短くするために。
GRIEF COMPASS について →How We Support
必要な方が支援にたどり着くための入口を整え、自治体・関係機関のバックヤードとして地域の支援を支え、AIを遺族支援の入口として安全に運用します。
GRIEF COMPASSを通じて、地域の支援情報や相談先を見つけやすくします。必要な方が、最初の一歩を踏み出せる入口をつくります。
自治体・医療・教育・福祉などの機関が、限られた予算や人員の中でも住民支援を始められるよう、企画から運営まで後方支援として関わります。
夜中や休日、ほかの相談先につながらないとき。専門職による応答方針のもと、必要な支援へご案内します。あくまで人への橋渡しを軸にAIを運用します。
Trust
「思いやりをめぐらせる」。この一言に、私たちの姿勢はすべて含まれています。
無理に前向きにさせたり、答えを急がせたりしません。その方のペースで、言葉になるのを待つこと。それも思いやりのかたちだと考えています。
各地で遺族支援に取り組む団体や活動を尊重します。競合ではなく、協力できる関係を大切にします。思いやりは、団体のあいだにもめぐるものだと考えています。
GRIEF COMPASSやAIは入口であり、安心できる人どうしのつながりを大切に、必要な情報や場へと導きます。思いやりは、人と人のあいだでこそめぐります。
Story
大切な人を亡くして半年。
「つらい」と、どこにも言えずにいた方が、
初めてわかちあいの会に来られました。
その日は、ほとんど話しませんでした。
ただ、静かに聴いていました。
帰り際に、ひとことだけ。
「ここでは、泣いてもいいんですね。」
その席をひとつ、いつでも用意しておくこと。
それが、With Heartの仕事です。
※ご本人が特定されないよう、内容を一部変更しています。
Support
With Heartの活動は、継続して支えてくださる方々の力に支えられています。あなたの思いやりが、まだ誰にも話せずにいる方のもとへめぐっていきます。ご自身に合う形で、わかちあいの会の運営、自治体支援のバックヤード、GRIEF COMPASSの相談体制を応援していただけます。
年3,000円のご支援が、悲しみを抱えた方がいつ来てもいい場所を、ひらき続ける力になります。
活動報告、ニュースレター、イベント案内をお届けします。
| 金融機関 | 三井住友銀行(0009) |
|---|---|
| 支店名 | トランクNORTH支店(店番 403) |
| 預金種目 | 普通 |
| 口座番号 | 0830340 |
| 口座名義 | 特定非営利活動法人 遺族サポートネット With Heart トクヒ)イゾクサポートネット ウィズハート |
お振込のあと、お問い合わせフォームから、お名前・ご連絡先・ご支援の種類(寄付/パートナー)をお知らせください。お礼のご連絡と、ご希望の方へのご芳名掲載のためにお伺いしています。
Board
With Heartは、公認心理師・社会福祉士・精神保健福祉士などの国家資格者を中心とした理事会のもと、遺族支援に取り組んできたメンバーが運営しています。
公認心理師
一般社団法人 日本グリーフ専門士協会 代表理事
NPO法人 全国自死遺族総合支援センター 理事
社会福祉士 / 公認心理師
主任ケアマネジャー
遺族支援歴9年
保育士
筑波大学大学院
遺族支援歴7年
精神保健福祉士
遺族支援歴4年
臨床心理士
遺族支援歴3年
保育士
遺族支援歴3年
看護師 / 保健師
遺族支援歴2年
司法書士
一般社団法人 日本相続あんしん協会 代表理事
Organization
| 法人名 | 特定非営利活動法人 遺族サポートネット With Heart |
|---|---|
| 設立 | 2026年4月5日 |
| 代表者 | 理事長 井手 敏郎 |
| 所在地 | 〒110-0015 東京都台東区東上野二丁目2番9号 川島ビル5階 |
| 連絡先 | お問い合わせフォームよりご連絡ください |
| 活動内容 | わかちあいの会の運営、支援者育成、自治体・関係機関への後方支援、GRIEF COMPASSの運営・相談体制づくり |
With Heart パートナーの方、ならびに寄付を通じてお力添えくださった方のご芳名を、ご希望に応じて専用ページに掲載します。掲載を希望されない場合はお知らせください。
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With Heartは、わかちあいの会の運営とGRIEF COMPASSを通じて、大切な人や、身近な存在を亡くされた方が、各地域の遺族支援や相談につながるための入口を整えています。AIも活かしながら、最後は人の本音と温もりに触れられるところまで。そこで受け取った思いやりは、いつか次の誰かへとめぐっていきます。ご支援は、自治体支援のバックヤード、支援者育成、GRIEF COMPASSの運営と案内精度の向上に、大切に使わせていただきます。
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